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現場情報の選別技術によるセキュリティの実現〜リモートエンジニアリング実現の仕組み

日清エンジニアリング 久保田 哲
オムロン 鹿間 恵一郎
2002年8月

キーワード「エンジニアリング/セキュリティ/トレンド(技術動向)」

1.はじめに

近年,インターネットやイントラネットを利用したビジネス展開B2Bなどに代表されるように,通信技術が各方面で多く活用されている。工場や現場でもこの通信技術を活用し,製造設備を外部から監視し情報蓄積や内容分析を行い,この情報を基にした製造設備のメンテナンス,すなわちリモートエンジニアリングを実行しようとしている。

しかしリモートエンジニアリングの実行には意外な問題が存在している。それは,製造設備などシステムの情報には製造設備におけるトラブル情報(異常警報)などの外部に『知らせたい』情報と,生産に関わる生産量や製造条件(たとえば配合や時間等)など外部に『知られたくない』情報がある。これらの情報は工場や現場の各エリアに点在し,かつ製造装置の中にも混在している。これらの情報を区分けして相手に伝えることは大変困難である。

製造設備の重要情報の外部流出や,多数の相手への情報配信による情報管理の問題,外部からの不正アクセス等の不安要素がリモートエンジニアリングによる製造設備の監視・解析・メンテナンス実現の妨げになっている。

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