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工程監視とデータベース機能を実現するPLCデータ収集解析ツール

横河電機 福山 真一
2003年11月

キーワード「セキュリティ/動向/システム構築」

1.はじめに

現在製造業のおかれている環境は非常に厳しいものになっている。厳しさをもたらすキーワードとして,消費者ニーズの多様化による製品の「少量多品種化」と不景気下での「価格破壊」があげられる。

これまで大半の製造業では大規模な設備投資を行い,少品種の製品を大量に生産することにより効率を上げコストダウンを進めてきた。ところが少量生産が進む現在,大規模な設備の導入ができず,従来のスケールメリットによるコストダウンは不可能となった。また多品種化による工程変更が頻発するにもかかわらず「価格破壊」により,これまで以上のコストダウンが求められる。これらの相反する要求を満たすために製造設備,付帯システムには以下の条件が求められるようになった。

  1. 安価であること。
  2. 工程変更に即座に対応できる柔軟性を持つこと。
  3. 設備,システム共に汎用性が高く,操作が簡単で,導入設計,教育等が不要なこと。

これらの要求が製造業のみにとどまらないことは言うまでもない。 PC-PLC計装は下記に示す特徴を備えており,さまざまな業種で導入が進むのは当然と考えられる。

  1. 汎用PCやPLCを使用するため,従来の専用システムと比較し安価である。
  2. Ethernet等のネットワーク仕様・環境等が整備されており柔軟性を持つ。
  3. 汎用機器を用いるため,特殊な教育等が不要である。

弊社は,このPC-PLC計装システムに適応した高性能データベースソフト「PLEASURE」を販売してきた。大量の時系列データを瞬時に扱える,他に類を見ない特徴からご評価いただいている。このたびリアルタイム監視機能を強化した「PLEASURE JoyWatcherバンドル版」の販売を開始した。

以下では,リアルタイムの工程監視からトレンド分析まで行える工程監視ツールとして「PLEASURE JoyWatcherバンドル版」の活用等について紹介する。

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