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OPC対応コントローラ実現へのシステムアプローチ

東京電機産業 倉橋 節也/樫 正一郎
2003年10月

キーワード「トレンド(動向)/オープンシステム/スタンダード(標準)」

1.はじめに

生物には,自律という基本メカニズムがある。脳,手,脚,胴体,神経,筋肉,血液それぞれの部位で,他の部位の情報を自律的に判断しながら,協調動作を決定すると言われている。プラントの制御システムに変革を起こしつつあるOPCにも,同じメカニズムが備わっている。ひとつのシステムが集中してデータを収集し指令を行うのではなく,それぞれの制御システムが自律的に動作をするための情報伝達機能の可能性をOPCは持っている。

一方,プロセス制御システムの上位に,プラント情報管理システムや運転支援システムを導入する事例が増えている。ひとつのシステムだけではなく,複数の異機種システムを統合して監視制御する要求も見られるようになっている。上位システムをシンプルな構造にするため,ベンダ依存の通信規格をOPCなどの業界標準規格に統一することに加えて,アプリケーション層でのデータ構造の共通化が求められている。

本稿では,コントローラベースの自律性,そして異機種システムの統合をOPCによって実現するためのシステムアプローチを紹介する。

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