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製油所での携帯形超音波流量計の活用と要望

出光興産 今村 和美
出光エンジニアリング 迫口 和徳
2002年2月

キーワード「フィールド機器/超音波流量計/適用事例」

1.はじめに

製油所での超音波流量計の導入は意外に早く,昭和50年半ば頃には大口径管の流量測定に使われ始めている。コスト的には普及期以前ということもあり安くはなかったが,管内への突起物がないことや既設配管に外付けできるという利点もあって重宝されている。

話は横道にそれるが,私の超音波流量計との出会いはあまり芳しいものではなかった。前述したように液体での実績はあるもののガス計測は困難と言われていた頃,あるメーカがガス用を開発したのでテストして欲しいと持ち込んできた。ちょうど窒素ガスの取引流量計設置工事を計画していたこともあって,さっそく実ラインに実験設備を作りテストした。しかしながら,公称精度±1%はおろか大幅な誤差が出て使いものにならない。調べてみるとどうやら近傍にある圧力制御弁からのノイズ(騒音)が原因であるらしいことはわかったが,それを消すためには大掛かりな消音器が必要なことや,いくら減音すれば良いといった基本データもなくやむなく中止した。

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