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化学プロセスにおけるコリオリ流量計の適応効果とニーズ

広栄化学工業 鈴木 清治
2000年夏

キーワード「フィールド機器/コリオリ流量計/適用事例」

1.はじめに

化学プロセスの計装を担当する者にとって,設計上一番の基本と考えられるものが,現場のプロセスに設置する計測器である。計装の原点ともいえるが,計測器を選定する際は測定対象の諸々の性質に対応可能なもの,要求精度を満足するもの・メンテナンスフリーに近いもの,設置コストの安価なもの等さまざまな条件が存在する。

当然のことながら,全てを満足する計測器というのはなかなか見当たらないのが現実であるが,要求するいくつかの項目について,こちらの事情を考え併せながら天秤にかけ,バランスをとって選定していることが多いのではないかと思われる。

当社でも各種の計器を導入しているが,流量計に関しても一般的に採用されているオリフイスと差圧発信器の組合せ,容積式流量計,面積式流量計,渦流量計,電磁流量計等がある。これらはそれぞれ特徴があり,よい所も好ましくない所もあるが,後は採用する方の側で使い方に注意を払ったり,計器自体に相当の工夫をしたりして使うことも必要ではないかと思う。

近年,コリオリ式質量流量計を比較的多く採用するようになったが,この計器を採用するに至った経過,適用個所,導入後の状況等について述べる。

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