計装Cube4 関連文献
フィールドバスによるリモートメンテナンスの実際〜状態監視保全とフィールドデータベースの活用〜

日本エマソン(旧フィッシャー・ローズマウントジャパン) 永田 久雄
セコムテクノサービス 中村 亨
2001年10月

キーワード「リモート/保全(メンテナンス)/ASP」

1.はじめに

プラント計装制御系の予防保全は,運転時間を基準に管理する期間保全(スケジュールド・メンテナンス)と,制御システム全体に渡り各機器やシステムの劣化状況を基準に管理する状態監視保全とに大別される。フィッシャー・ローズマウント社がグループを挙げて全世界で提唱してきたFOUNDATION fieldbus(以下Ffと略す)計装は,後者のメンテナンスに有効なフィールドに特化したプラントIT(Information Technology)の一形態である。

Ff対応現場機器が保持している,フィールドデバイスのプロパティをデータベースツールの「AMS」(Asset Management Solutions)を使って制御室で遠隔自動監視すると,従来の現場巡回の削減が可能となる。またさらに,この業務を24時間体制の集中監視センタ等にアウトソーシングできれば導入効果は一層大きいものとなる。

しかし,一般的には,需要家は熟練の社内保全クルーやメーカのサービス技術者が現場で保全対策を実施する方法に未だ重きを置いているのが現状である。

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