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設備管理の効率化とコスト評価へ向けたプロセスデータの活用視点

日本ベントリ 河部 佳樹
2004年4月

キーワード「PAM/保全(メンテナンス)/データ活用」

1.はじめに

最近,「PAM」(Plant Asset Management)システムという言葉がよく聞かれるようになった。弊社では,一昨年からPAMシステムの拡張に力を入れているところである。しかし,PAMといっても馴染みのある言葉ではないので,まず,PAMとは何かを紹介させていただきたい。

PAMとは,設備管理のために利用できる全てのデータを有効利用し,莫大なデータの中から必要な情報を抽出し,PAMユーザが望む形で表示させるシステム,と言えばわかりやすいと思われる。すなわち,設備の周辺にあふれている莫大なデータをコントロールして必要な情報を取り出し,設備管理をこれまで以上の精度でかつタイムリに実施し,コスト削減を図るためのシステムがPAMシステムである。

弊社は,軸振動センサを利用した回転機械の管理システムを数十年前より提供してきた実績を持ち,PAMシステムのコアとしての振動管理用システムを使って,プロセスデータとのリンク,設備管理システムとのリンクを強化することにより,現在,PAMシステムを供給しているメーカである。特に,振動のデータ処理機能では,世界標準的な機能をすべて持ち合わせており,波形に代表されるような大容量の生データを自動的に収集/保存/解析する機能としては,他社に類を見ない機能を持たせている。

弊社が提供するPAMシステムのイメージを図1と図2に示す。

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