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情報ネットワークからみた予知保全のための遠隔監視技術〜モバイルネットワークの活用

NTTドコモ関西 片岡 映子
2003年8月

キーワード「リモート/保全(メンテナンス)/モバイル」

1.はじめに

製造業における遠隔監視ソリューションに取り組み始め,製造業界の方々と接するようになってよく聞くのは,故障が発生する前にそれを察知して改善してほしい,お客様から申告がある前にメンテナンスに出向きたい,という話である。このように,保全の中でも「予防保全」「予知保全」というところに多くの方が着目されている中,保全のさまざまな場面でそれぞれ,モバイルネットワークをどのように活用していくかを考えると共に,当社で提案している予知保全ソリューションについてご紹介したい。

2.保全のシーンに見るモバイルネットワークの活用

2.1 現場での保全作業のときには

保全作業は,それが何か起こった後の修復作業の場合でも,何か起こることを予知したことによる予防保全作業の場合でも,間違いのない手順と動作で進められなくてはならない。そして保守作業員の誰もが数ある機種や複雑な作業行程に対応するためには,作業マニュアルが欠かせないものとなってくる。だが,その情報量は,容易に持ち運ぶことが可能なものなのか?また,仮に持ち運べたとして,参照したいページにすぐにたどりつけるものなのか?

このような場面に,モバイルネットワークを取り入れ活用することができる。

たとえば,パソコンやPDAとFOMA端末を接続し,マニュアルデータを蓄積したサーバからダウンロードする。ブラウザなどを利用し検索することで欲しい部分だけのマニュアルを手に入れ,その手順に従い作業することができる。

またそういった仕組みができてくると,保守作業員が現場へ直接出向かなくても,現場の作業担当者でも同じことができるかもしれない。もしそれで作業中,現場の担当者では解決できない問題が発生したら,保守のエキスパートにTV電話をかけ,現状をビジュアルで確認してもらいアドバイスを求めることもできるだろう。それもまた,FOMA端末を利用し簡単に実現できる保全ソリューションである。

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