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進化する携帯電話で生産現場が変わる〜現場作業効率化への提案

NTTドコモ関西 浜本 多喜夫
2005年4月

キーワード「モバイル/効率化/見える化」

1.ここまでできる“ケータイ”の機能

携帯電話の人口普及率は70%を超え,ここ数年の機能のアップは目覚ましいものがある。最近の携帯電話の話題の中には,無線LANとのマルチバンド対応端末やテレビ放送が受信できる端末,一般のインターネットのサイトが表示できるフルブラウザ対応,お財布ケータイで利用が増加しているFeliCa搭載,バッテリの保持時間を長くする携帯燃料電池の開発などがあり,毎月新しい技術が紹介され続けている。

図1は,携帯電話に搭載されるCPUとカメラ性能の向上についての推移を示している。携帯電話のCPUクロック周波数は,数年前のPCに匹敵するようになり,メモリ容量も大幅に増加している。Javaアプリを動作させたり,カメラ,動画,音楽再生などで,処理速度が速くなり,ますますCPUクロック周波数は高く,メモリ容量は増加している。また,カメラについても,最近の機種では300万画素のカメラが搭載され,400万,500万画素の端末も発売が予定されている。

2005年2月で「iモード」が始まって丸6年になる。図2は,年度別の端末機能の拡充状況を示している。2001年のJava対応(これを「iアプリ」と呼ぶ)により,ユーザはJavaで書かれた好きなプログラムをダウンロードでき,利用の幅が大きく広がったが,はじめに利用されたものの一つはゲームである。携帯電話は,“ケータイ”と呼ばれるようになり,最近では,スクウェア・エニックス社の「ドラゴンクエスト」,「ファイナルファンタジー」などのゲームができる。最近は,カメラやバーコードリーダの起動と文字入力を連携させた業務用iアプリも多く利用されている。さらには,FeliCa搭載によるお財布ケータイ,テレビ電話と,ありとあらゆることが携帯電話でできる。

図3は,ケータイの機能をまとめたものである。

PCに比べるとCPUやメモリサイズは1桁以上劣り,小さな液晶画面と少ないキーボタンで入力が難しいという反面,片手操作で容易に発信,検索が可能である。iアプリの活用により,データ入力操作の簡略化が可能となり,カメラ撮影やバーコードリーダの起動・読み取りなどの外部I/Fの制御もスクロールキーと決定ボタンだけでできる。小さな液晶画面ではあるもののケータイViewerの機能を用いて文字を大きく拡大縮小させることで,携帯電話の液晶画面を身近な「表示器」として活用できる。また今後は,文字認識機能の進化によって,カメラで読み取った文字を認識することができるようにもなる。

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