計装Cube6 関連文献
PDAによるプロセス情報管理・校正試験データ管理システム
東芝 中野 浩/神成 忠男
2003年3月
2003年3月
キーワード「モバイル/効率化/メンテナンス 」
1.はじめに
多品種少量生産は,すでに世の中の流れであり,そのために設備,システムが常に最善の状態で稼動することが必要である。
バッチ系においては,少量の原材料を人手により投入し,投入実績等を手書きで管理しているところがほとんどで,バッチ制御を実施している監視制御システムとのデータのリンクという面で再度監視制御システムへ入力し直し等の不都合,2度手間等が発生している。
また,監視制御システムが取りこんでいるデータが,どの程度誤差を含んでいるか等を正確に管理して,原材料,ユーティリティ量の計測による正確なコスト把握がされていない,あるいは所定の性能の通り製造されたということを証明する管理体制が確立されていない等の問題がある。特に医薬品のバリデーションでは,規定通りの性能が発揮されているか検査し,記録を残す必要があり,データ管理もより重要である。
これらの問題解決を支援するために,製造実績報告の手書きベースから脱却するためのプロセス情報管理システムと,設備あるいは計器がどの程度性能を発揮しているかの記録をとり,機器のトレーサビリティを確立するための校正試験・データ管理システムの2つを紹介する。
