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ディジタル時代のフィールドネットワークシステムによる機器管理

横河電機 薗田 薫
2002年2月

キーワード「フィールドバス/マネージメント/一元化」

1.はじめに

プロセスオートメーションにおけるコスト削減の要求はますます大きくなってきており,価格競争力の維持やコストの最適化の実現は最低条件となってきている。これを実現するためプラント全体のTCOが最重要項目となってきている。

石油精製や石油化学を始めとするプロセスオートメーションではプラントの投資コストの最適化は言うに及ばず,操業に関わるランニングコストの最適化が大きな要素を占めるようになってきている。

単一方向通信であった4〜20mA伝送のアナログ伝送技術に替わって,登場したディジタル通信技術はデバイス間の双方向通信を可能とし,フィールドネットワークを現実のものとした。これにより従来,特別な伝送経路を設けなければ得ることのできなかったフィールド機器を経由して得られる多くのフィールド情報が,このネットワークにより得られるようになった。このフィールドネットワークはフィールドバスと称され,多くのフィールドバスがその対象とする産業に適したものとして登場している。

フィールドバス通信を使用した機器管理についてまとめてみる。広大なプラントで使用されている機器は多種多様であり,また非常に多くを使用しており,その管理だけでも大変な作業である。フィールドバスが登場して,プロセスのコントロールに使用する情報以外に機器固有に持っているプロセスや機器の情報を同じネットワーク上で同一情報として扱えることは,これらの機器管理の作業のみならずメンテナンス作業の低減にも大いに活用できるインフラができたことだと言える。

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