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ビール工場における省エネルギーへの取り組み

サッポロビール 宮田 靖志
2004年1月

キーワード「環境保全/熱電並給/ハイブリッド」

1.はじめに

1997年12月に行われた気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3,京都会議)を契機に,国内外を問わず地球環境への関心が飛躍的に高まって久しい。同会議で,国内の温暖化ガス排出量を2010年までに1990年比で6%削減するという目標が設定された。現在この目標に対し,産業界および行政からの取り組み,および個人レベルでの意識の高まりがある。現在では世界的な認識として,地球環境の保全は全世界共通・人類共通の課題であり,公共・企業・家庭(個人)が自らの役割を認識し,具体的な行動を起こすことが重要である。
 サッポロビールは,1991年に「環境保全に関する基本方針」を制定し(1998年改定),すべての事業活動について環境に配慮し,積極的な地球環境の維持・改善に取り組み,安全で健康な生活文化の発展に貢献することを定めた。
 現在,当社ではさまざまな形で環境負荷の低減を目指した活動を行っている。環境マネジメントシステムの運用では,飲料水工場,ワイナリーを含む全工場でISO14001の認証取得を完了した。また,全ビール工場では製造工程から発生する副産物はもちろん,事務ゴミまで含めたリサイクル100%を達成している。省エネルギーの面では,全工場にエネルギー消費が少ない嫌気性廃水処理を導入した。また,高効率ボイラーシステム,コジェネレーションシステムの導入も一部を除き完了している。

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