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燃料電池の開発応用における計装技術の役割とニーズ

西川計測 大西 博
横河アナリティカルシステムズ 伊藤 敏
2003年1月

キーワード「新エネルギー/新プロセス/燃料電池」

1.はじめに

 エネルギーの多様化が進む中で,このところ実用化に向けて動きが加速されてきたのが燃料電池である。
 その歴史は古く,1839年イギリスのグローブ卿の実験まで遡ることができるが,ここにきて注目されている理由は,エネルギー変換効率の高さと環境への負荷が小さいことに尽きる。
 発電効率では40〜60%と言われており,廃熱利用まで含めるとエネルギーの変換効率は70〜80%に達することが期待されている。燃料電池には何種類かの方式があり,それぞれの特徴を活かした利用法が考えられ一部実用段階にきているとは言え,現状では開発・実証試験の段階にある。
 本稿ではこの新しい産業分野に対して,計装技術がどのような役割を果たすことができるかについて考えていきたい。

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