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オペレーション支援のためのモデルベースドソリューション

サン電子工業 植松 宣州/横田 浩二/桑原 隆一
2005年6月

キーワード「バッチ反応/ダイナミックモデル/状態推定」

1.はじめに

 近年,我々の生活で非常に役立っているものの一つに天気予報がある。特に最近は精度が向上しビジネスとしても有望な分野となっている。久しぶりに成功した国産ロケットの打ち上げで期待が大きいのは新しい気象衛星が利用可能になることである。精度が上がれば有用性も増大する。天気は様々なものに様々なかたちで影響があり「これからどうなる」ということが分かれば,非常に大きな価値を生むことになる。
 同じことは他にも当てはまる。ここで重要なのは「予測する」ということである。先が読めれば適切な打つ手が見える。名人と言われる人はこれが抜群に秀でている。我々が相手にするオペレーション全般にこのような名人が揃えられればよいが,現実的には難しい。オペレーションの対象はプラント設備であり人が造ったものである。ということは何が起こっている(起こしている)かは分かっている。たとえ不確かなことがあったとしても,その結果であるデータは手中にある。科学的な現象論やデータ解析技術を利用することによって製造が行われている過程を表現することは可能である。
 この表現するものがモデルであり,モデルによる予測をベースにした監視・制御というオペレーションを支援するソリューションに関して紹介する(図1)。

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