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無線システムを有効に活用するための導入ポイント
日鉄エレックス 奥 村 幸 治
2005年10月
キーワード「無線/通信・伝送」
2005年10月
キーワード「無線/通信・伝送」
1.はじめに
工場・プラントにおける無線システム導入の歴史は,過去40〜50年に遡る。当初はアナログ無線が主力であり,周波数帯域は数kHzから数百kHz程度であった。用途は音声通信や放送から始まり,さらに画像の伝送やリモコン装置として使用された。無線機器としては微弱無線通話,業務用無線通話,UHF帯域の放送空きチャンネルを利用した微弱電波装置などであった。
近年はディジタル化への移行が進むと同時に,周波数割り当ても増加して帯域もMHz帯からGHz帯へと広がってきた。無線を利用するシステムは拡大し,通信データ量や速度は目覚ましく増大した。
携帯電話は10年余りのうちに急速な普及をみせ,無線通信の利便性は社会生活の中で常識として定着した。同様に工場の中でもいまや何らかの無線通信が使われており,操業に必要不可欠のシステムと認識されている。
一方,無線システムの利便性の裏には危険性も含まれており,無線システムの特性を十分に理解し,問題の可能性に的確に対処しながら使用することが不可欠である。。
