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防爆エリアでの操業・メンテの
効率化,配線レスの実現へ
JFEエンジニアリング 岡 哲 史2008年8月
キーワード「「安全/防爆/法規」
1.はじめに
防爆エリアで無線LANを使ったシステムを導入したいのだが,防爆エリアで使用可能な製品が見つからない。それならば自社開発を…というのが開発のスタートであった。開発をスタートする以前の防爆エリアにおけるモバイル型通信システムとしては,PHSシステムやトランシーバ等,音声通話を行うための機器が主流であった。ところが,近年のIT技術の進歩とともにモバイルソリューションに対するニーズは,既存のPHSシステムやトランシーバに加え,大容量データ伝送/音声統合可能な無線LANシステムへと拡がってきている。
無線LANはインターネットをはじめ,大容量データ伝送システムとしてオフィスなどに普及しているが,防爆エリアで使用できる無線LAN機器は少ないのが現状である。今後,無線技術の特徴であるモバイル性や配線ケーブルの削減のメリットを活かし,防爆型無線LANシステムをガス・石油化学・化学薬品工場等に採用することができれば,高度な操業およびメンテナンスを支える安全かつ大容量の情報伝達手段を簡便に構築することができる。
