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新型絶縁バリアと最新IEC防爆認証について
エム・ティー・エル・インストゥルメンツ 田 中 健 一2008年8月
キーワード「「安全/防爆/法規」
1.はじめに
英国MTL Instrumentsグループでは昨年から今年にかけて新型本安防爆絶縁バリアを発売,拡販を行っている。日本国内では長年にわたり安価であるとの理由などで本安防爆ツェナーバリアが多用されてきたが,ヨーロッパおよび海外プロジェクトでは絶縁バリアが主流となっている。その理由は絶縁バリアを使用すれば以下の利点があるからである。
@ツェナーバリアで要求される本安防爆接地工事が不要となり多点接地等々によるヒューズ溶断が回避されバリア交換比率が激減,さらに接地から侵入するノイズから解放される
Aツェナーバリアは受動素子のみ構成され,電流が流れると内蔵抵抗により電圧降下が生じるため,伝送器で必要とする最低使用電圧が確保されるか検証が必要
B予防保全診断およびコンフィグレーション(設定)としてのディジタル通信(HART通信など)が多用されるようになりツェナーバリアでは安定した通信ができない
C現場伝送器が多機能となりそれに対応するには絶縁バリアが必要となった。
