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アラームマネジメントの実践的アプローチ
山武 高 井 努
2008年1月
キーワード「操作/安全・環境/運転支援」
1.はじめに
プロセス産業の製造現場における安全操業と生産革新に共通する課題を見出すため,人に焦点をあて,人を中心としたアプローチを試みる。前回は,多重安全防護層(Multiple Layers of Protection)(図1)の内,第3防護層にあたる「アラームとオペレータ対応」の適正化について,その意義と効果について考察した。また,「アラームとオペレータ対応」の適正化に向けた取り組みとして,欧米において活発なアラームマネジメントの動向について述べ,その取り組みから日本が学び,今後取り組むべき課題を明らかにした。そして「徹底したプロセスハザード解析のもとに実施されるアラームマネジメント」は安全操業の基盤を築き,日々の操業損失を低減する経済的に価値ある取り組みであり,これらの実務レベルでの取り組みを通して「体系化され,見直されつつ発展,継承される運転手法の標準化」こそ,安全操業と生産革新に繋がる一つの鍵であるとした。では,どのように取り組めばよいのであろうか。
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